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Revolving Paint Dream

野鳥写真 バン

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傷ついたバンの生きようとする必至な姿に心打たれました。

2月の初め頃とある都市公園で探鳥していた時に雨が降ってきて、やめて帰ろうとした時にふと池を見た時に何か陸に上がっている野鳥がいました。
何だろう?と近づいてみるとバンの4~5羽の群れでした。

バンはクイナ科という種別なんですが、あのヤンバルクイナと同種です。
比較的多く見られるのですが、葦原のある水路や蓮のある池で僕はよく見かけます。
この野鳥カモ達と同様、飛ぶことも出来れば泳ぐことも出来て陸上を歩くこともします。

話は戻りますが、その群れの中で一羽だけ遅れをとってるものがいました。
歩き辛そうに片足で歩きながらそれでも必至に餌を探しながら群れに追いつこうとしていました。

僕は、この時カメラを向けるのに躊躇しました。
こういう姿を撮るべきなのかどうなのか?
考えていたのですが、頭の中で一つの事が浮かびました。

それは、戦場写真なのですが、僕は正直、戦場カメラマンって何故、人の死や傷ついた姿を平気で撮れるのだろう?と思っていましたが、この時それが少し解った気がしました。

これは、僕の一つの哲学的なものかもしれませんが、カメラマンってやっぱり心動かされたものに対しては、シャッターを切るべきだと思います。
それが、悲しみであったりとか苦しみであったりとかとしても撮るべきだとこの時感じました。

と同時に、自分のこれまで撮った野鳥写真を思い浮かべて全然野鳥が撮れていなかったことに気付き唖然として鳥肌が立ちました。

そして、我に帰り、この傷ついたバンを目を逸らさず見つめてシャッターを切りました。

この写真は、決して悲しみを伝えたい写真ではなくて、必死に生きようとするバンの美しい姿を伝えたくて撮りました。

生物って姿、形は違っても人は別として感情を持っているものは少ないと思います。
只々、生きる事だけを考えて生きている生き物がほとんどだと思います。

そういう美しい姿に、僕はこれから目を向けて伝えられるような写真を撮っていきたいと、この一羽のバンにありがとうの意味も込めて、心からエールを送りました。

【撮影でーた】
PENTAX k10D + miniBORG 60ED 350mm F/5.8
トリミング、一枚目のみPhotoshopCS3にて調整レイヤートーンカーブ

テーマ:野鳥の写真 - ジャンル:写真

  1. 2009/03/04(水) 11:27:36|
  2. [野鳥]バン
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:9
<<労い | ホーム | 葦原からこんにちは オオジュリン>>

コメント

今日は雨でお休みが出来ます。
傷ついたバン、左足でしょうか、観察から思いやりに
変化して撮影になったんですね。

私もこれからは厳しい観察眼と深い愛情をもって
被写体に向かって行きたいと考えました。
  1. 2009/03/04(水) 12:33:33 |
  2. URL |
  3. hayate #-
  4. [ 編集]

hayateさんへ

こんにちは。
この前お話していたのがこの写真です。
僕は、この写真を撮るまでは、野鳥の美しさの上っ面ばかりに目がいってしまっていたように思います。

そういう意味で野鳥写真が全く撮れていないことに気付きとてもショックでした。

自然は、厳しいです。
それでも生きていかなければいけない、傷ついたバンの姿が、本当に美しく感動しました。

hayateさんもあの鹿の写真でお悩みになったと思います。
でも、あの写真から学ばれたことは、大きかったと思います。

心ある写真をこれからもお互い撮っていきましょう。
(^▽^)/
  1. 2009/03/04(水) 14:49:26 |
  2. URL |
  3. jam #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2009/03/04(水) 21:08:58 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

こんばんは。
このバンは怪我をしているのですね。何が原因でしょうか?

水鳥はよく釣り糸が原因で、足を傷つけてしまいますね。
人間の不注意な行動で、片足を無くした鳥も見ました。
釣り糸を付けたまま飛んでいるアオサギを撮ったこともあります。

動きが鈍いので、猛禽類に襲われる危険性がありますね。
頑張って生き抜いてほしいです。
  1. 2009/03/04(水) 21:19:20 |
  2. URL |
  3. 京花 #Fm81lUyk
  4. [ 編集]

京花さんへ

こんばんは。
コメントありがとうございます。
こういう写真を撮る時ってやっぱり躊躇してしまいます。
片足のハクセキレイも知らずに撮っていたことがありました。

それでも、必至に生きようとする野鳥たちは、ほんとに人間と比べ物にならないくらい美しいですね。

京花さんは、以前から記事を読ませて頂いていて野鳥のことも考える良識あるバーダーさんでありカメラマンだと思います。

僕もそうありたいと思っておりますがまだまだ勉強不足です。
これから、もっと野鳥の素晴らしい姿をお伝え出来るように努力したいと思います。(^▽^)/
  1. 2009/03/04(水) 21:44:54 |
  2. URL |
  3. jam #-
  4. [ 編集]

悲しい写真ですね・・・
何もしてやれないもどかしさがありますが、
野生に手を貸すことは厳禁だと思いますしね。
こういう姿を見て、自分達がいかに恵まれているか、
助けてくれる人がたくさんいるか考えさせられます。
私もjamさんのように、こんな野生の姿も伝えられるように心がけたいですね。
  1. 2009/03/04(水) 22:32:32 |
  2. URL |
  3. katsu #Z8jMx/GY
  4. [ 編集]

katsuさんへ

こんばんは。
コメントありがとうございます。
可哀想な写真ですけど、しっかりと生きていましたよ。

katsuさんのおっしゃる通りですね。
人間は、助け合って生きれる分恵まれていると思います。
昔、ホオジロの雛が巣立ち間際に巣から落ちたのを撮ったことあるのですが、必死で餌を咥えながら子供を探していました。
巣に戻そうとしても、羽があっても手が無いんですよね。

このバンも一緒ですね。
他のものが手出しすることは出来ません。

野鳥写真から学ぶことっていっぱいあると思いますよね。

これからも、素晴らしい野鳥達の姿を撮っていきたいと思います。(^▽^)/
  1. 2009/03/04(水) 22:51:26 |
  2. URL |
  3. jam #-
  4. [ 編集]

お早うございます。

アレレ。某、大きな公園に向かう途中の小さな池の畔の場所でしょうか。
ひょっとしたら、私が撮ったあの子と同じかな。(アップはしていません。)
側の散策路を歩いて行くと、一羽だけ脚に異常があるのが分かりました。

生き物相手では、きれいなものだけを見てすますことはできません。
写真はかなり訴える力もあります。また、誰でもブログで発表できます。
一人でも、色々な問題が潜んでいることに気がついていただいたら幸いなことですね。
  1. 2009/03/05(木) 10:18:47 |
  2. URL |
  3. MG #4Uul2xRw
  4. [ 編集]

MGさんへ

おはようございます。
MGさんが行かれた公園と同じだと思います。
僕も途中間違えて入ってしまったんですけどね・・・。
はっちゃんが居たので公開出来ませんでした。
先日、やはり見つかってしまったようで、しっかり場所も公開されておりました・・・・。
そっとしてあげてほしかったんですけどね~。
珍鳥は、もてはやされますけどこういう野鳥に目を向けられる人は少ないですよね。

MGさんもおっしゃられておられる通り、こういう写真にコメントを頂けるのがほんと一番嬉しいし励みになります。
ありがとうございます。(^▽^)/
  1. 2009/03/05(木) 10:51:16 |
  2. URL |
  3. jam #-
  4. [ 編集]

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大阪で野鳥、にゃんこ、スナップ、花、風景等を好奇心の赴くままに撮っています。

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